教養講座レター vol.3~能勢さとやま・炭窯の前からご講演をお届けします!~
『第522回 茶道教養講座』
◆動画配信期間:4/9(金)~4/15(木)
◆演題:能勢菊炭 500年の歴史
◆講師:能勢さとやま創造館代表
菊炭師 小谷 義隆 先生
能勢さとやま創造館へお伺いして、現地にて撮影を行いました。
炭窯はクヌギを投入してちょうど5日目、製炭工程でも最終前の煙の多いタイミング。大窯の前でのご講演は、時折、濃いめの煙が舞う臨場感あふれる撮影となりました。また、クヌギ林の様子も収録。7年ごとのサイクルでクヌギを利用することで里山の循環・保全となることなど、茶の湯炭のお話はもちろん多角的な観点での炭にまつわるお話がたっぷり。
動画配信ならでは試み、炭焼きの現場からのご講演をぜひお楽しみください!
教養講座レポート
~2月度 神津朝夫先生「宗湛日記について」~
「宗湛日記」のお話に入る前に、神屋家が豪商として繋がりのあった人間関係にふれ、宗湛が生きた時代が茶道史において、いかに重要な時期であったか、また「宗湛日記」「宗湛日記献立」「見聞書」の重要性についてご説明がありました。
見聞書には茶会記のみならず「利休茶会」の様子が細かく記され、資料や、茶室図、画像を用いてお話いただきました。利休はじめ当時のお茶がどの様なものであったかを知ることができ、茶会記を読む楽しみを教えていただきました。
見聞書には茶会記のみならず「利休茶会」の様子が細かく記され、資料や、茶室図、画像を用いてお話いただきました。利休はじめ当時のお茶がどの様なものであったかを知ることができ、茶会記を読む楽しみを教えていただきました。
(写真:神津先生)
令和3年2月26日
大阪市中央区にて撮影