教養講座レター vol.9~ 動画配信期間のご案内 ~
『第528回 茶道教養講座』
◆動画配信期間:11/15(月)~11/24(水)
◆演題:写し、色絵、そして截金
◆講師:琴浦窯4代 和田 桐山 先生
臨時聴講を希望の方は、下記の電話番号へお問い合わせください。
教養講座レポート
~9月度 矢ケ崎善太郎先生
「茶室と露地の始まりとその理念」~
今回は「茶室」について歴史的観点からご講演していただきました。
歌を詠んだり花を飾ったりするための中世の華やかな会所から、明かり障子ができ部屋を個室化して、茶を伴う寄り合いの専用の施設として今でいう茶室が確立していったそうです。以前は「数寄屋」「小座敷」などと呼ばれていました。なかでも草庵茶室は下地窓を自由に作ることでき、「光」をテーマにした建築が登場しました。また利休は縁(縁側)を無くし、躙り口により土間と座敷を直結させ、茶室と露地の一体化を生み出したというお話は大変興味深いものでした。
日本の建築史のなかで「茶室」がどのように成立してきたかということを、たくさんのスライド資料を用いて大変わかりやすくご講義いただきました。
歌を詠んだり花を飾ったりするための中世の華やかな会所から、明かり障子ができ部屋を個室化して、茶を伴う寄り合いの専用の施設として今でいう茶室が確立していったそうです。以前は「数寄屋」「小座敷」などと呼ばれていました。なかでも草庵茶室は下地窓を自由に作ることでき、「光」をテーマにした建築が登場しました。また利休は縁(縁側)を無くし、躙り口により土間と座敷を直結させ、茶室と露地の一体化を生み出したというお話は大変興味深いものでした。
日本の建築史のなかで「茶室」がどのように成立してきたかということを、たくさんのスライド資料を用いて大変わかりやすくご講義いただきました。
(写真:矢ケ崎先生)
令和3年9月1日
大阪市中央区にて撮影
第529回教養講座は、12月15日(水)~12月27日(月)に動画配信予定です。