第489回 和田伊三男先生「真田紐の秘密」

7月21日金曜日は、真田紐師の和田伊三男先生にご講義いただきました。


茶道具の桐箱で馴染みのある真田紐ですが、もとは大陸から伝来した細い織物が元であり、強靭なことから荷紐や馬具に使われた他、戦国時代には真田幸村が甲冑等に使用し始め武具としても広まった歴史があるそうです。
その後、千利休が道具箱への使用を好まれ、時代を経て各流派の御家元や茶道具職方等が使う真田紐のそれぞれに違った素材・色柄が定められた「御約束紐」として現代に伝わったことや、これをもとに道具の真贋を見極める判別方法などもお聞かせくださいました。


ご講義の中での貴重な映像の他に、数多くの写真や様々な真田紐も併せて展示くださり、ご講演後に拝見いたしました。