教養講座レター vol.8~ 動画配信期間のご案内 ~
『第527回 茶道教養講座』
◆動画配信期間:10/15(金)~10/21(木)
◆演題:茶室と露地の始まりとその理念
◆講師:大阪電気通信大学 工学部建築学科教授
矢ケ崎 善太郎 先生
教養講座レポート
~7月度 谷端昭夫先生「千家の歴史」~
サブタイトル“裏千家のできるころ”
千家の長い歴史のなかで三代宗旦、四代仙叟の時代に焦点を当てて、ご講演いただきました。まず宗旦居士について、「今日庵」や「又隠」などの茶室を取り上げ、時代背景や幅広い交流関係と結び付けながら、裏千家の礎が築かれたころを学びました。清巌宗渭和尚が宗旦へ書き残した「懈怠比丘不期明日」という言葉が「今日庵」 銘名の由来に繋がるお話もしてくださいました。
一日一日を大切に生きるという意味を改めて考える機会となりました。
仙叟居士は茶道奉行として加賀藩前田家へ仕えたこと、大樋焼、釜師宮崎寒雉により作られた好みの道具などについてお話くださいました。珍しいかたちや面白い名称の道具など、ご準備いただいた写真にそって楽しいエピソードもご紹介いただきました。また、稽古録に書き残したことなど、仙叟が考える茶の湯の本意についてのお話もありました。
大切な歴史をわかりやすい講義の中で勉強させていただき、もっとお茶についての歴史を学びたい、という思いが高まるご講演でした。
一日一日を大切に生きるという意味を改めて考える機会となりました。
仙叟居士は茶道奉行として加賀藩前田家へ仕えたこと、大樋焼、釜師宮崎寒雉により作られた好みの道具などについてお話くださいました。珍しいかたちや面白い名称の道具など、ご準備いただいた写真にそって楽しいエピソードもご紹介いただきました。また、稽古録に書き残したことなど、仙叟が考える茶の湯の本意についてのお話もありました。
大切な歴史をわかりやすい講義の中で勉強させていただき、もっとお茶についての歴史を学びたい、という思いが高まるご講演でした。
(写真:谷端先生)
令和3年7月29日
大阪市中央区にて撮影
~ 今後の茶道教養講座のご案内~
回 | 月日 | 演題 | 講師 |
527 | 10月15日(金)~21日(木) 動画配信期間 |
「茶室と露地の始まりとその理念」 | 大阪電気通信大学 工学部建築学科教授 矢ヶ崎 善太郎 先生 |
528 | 11/15(月)~ 動画配信 予定 |
写し、色絵、そして截金 | 琴浦窯4代目 和田 桐山 先生 |
529 | 12/15(水)~ 動画配信 予定 |
竹と茶筅について | 茶筅師 谷村 丹後 先生 |
回 | 527 |
---|---|
月日 | 10月15日(金)~21日(木)動画配信期間 |
演題 | 「茶室と露地の始まりとその理念」 |
講師 | 大阪電気通信大学 工学部建築学科教授 矢ヶ崎 善太郎 先生 |
回 | 528 |
---|---|
月日 | 11/15(月)~動画配信 予定 |
演題 | 写し、色絵、そして截金 |
講師 | 琴浦窯4代目 和田 桐山 先生 |
回 | 529 |
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月日 | 12/15(水)~動画配信 予定 |
演題 | 竹と茶筅について |
講師 | 茶筅師 谷村 丹後 先生 |
◇第528回以降の配信期間は、今後の教養講座レターまたはホームページにてお知らせします。
◇臨時聴講を受け付けます。会費/1講座 (大阪四青年部)1,000 円 (一般)2,000 円
◇第527回の臨時聴講については、令和3年10月4日までに入金をお願いします。各回、余裕をもってお問い合わせ下さい。
令和3年『淡交』増刊号にて
ご紹介いただきます!
「デジタル」で茶の湯を愉しむ
「茶の湯のデジタル活用術」
のひとつとして、当連合会の
「インターネット配信による茶道教養講座」を取り上げていただきました
この度、『淡交』増刊号へ掲載のご縁をいただき、我々の取り組みについて全国の同門のみなさまへ広くご紹介いただく運びとなりました。増刊号は9月中旬発売予定ですので、ぜひご一読ください。
長年、講座へ足を運んでいただいている年間会員の皆様、動画配信での講座を視聴いただいている皆様方のご支援のおかげでこの活動を継続させていただいております。心より御礼申し上げます。